特別養護老人ホーム(特養)など介護保険施設の高齢者人口10万人当たりの定員について、都道府県間で2倍以上の格差があることが、厚生労働省が25日発表した08年介護サービス施設・事業所調査結果で分かった。最多は徳島で4414人、最少は東京の2163人で、全国平均は2981人だった。
調査は08年10月1日現在で、特養、介護老人保健施設、介護療養型医療施設の65歳以上の人口10万人当たりの定員を都道府県別に調べた。
徳島に次ぐのは富山の4207人で、石川3959人、福井3929人、鳥取3896人が続く。
一方、東京に次いで定員が少ないのは神奈川の2382人で、千葉2393人、大阪2555人、埼玉2598人と続く。首都圏や大阪などの都市部で施設整備が遅れていることがうかがえる。【佐藤浩】
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